『60Wのハンダごて』で今夜は眠らない。

[2016/4/22]

こんにちは。今回はハンダゴテについての内容です。

でも幅広い知識に乏しいので、Hakkoというメーカーのニクロム線タイプ(60W)を買ってしばらく使ってみました。

前置きはこれくらいにしつつ、それではお楽しみください。




さてさて。

今回の主役はこちら。60ワットのハンダごて、REDシリーズのNo.503というモノです。価格は1,000円くらい。

別売りのこて台のほうが高価なのがポイントです。
無骨ながら良いデザインですね(=^・v・^=)


小さいこて台が付属してました。


さっそく使ってみます。

ここでひとつ注意点ですが、ハンダ付けするときは換気が必要ですってこと。 ハンダに含まれる松ヤニの蒸気を吸い込むことになります。

だけど写真はイメージです。
ちょっと窓を開けておきましょう。


ではここで厚さ1mmの鉄にケーブルをハンダづけしますが、60Wだとパワーが足りないような印象。

ぜんぜん付かないぜ…、という状況デス。


セオリー通りフラックス(型番:FS-200、600円で購入)を使ってみると、


簡単にハンダが乗りました。
なるほど。

不思議だなぁ。


なお、端っこの部分であれば、フラックスを使わなくてもOKです(端のほうが熱が上昇しやすいため)


それにしても、いい写真。
ライティングといい、フレーミングといい。

心ゆくまで…ご鑑賞ください…。


そろそろお気づきでしょうか。

そうです。HAKKO(白光)のコテが好きです。会社は大阪にあるらしい。気になりますねぇ。なりませんか?

ちなみに、
手前の黒いものを10年以上使ってますが、最近の安価なコテも使いやすいです。


そろそろ脱線して、
パワーがあるのはいいんだけど、60Wだと電子工作には温度が高すぎるので、交流電圧を100→80Vまで下げての実験。

3アンペアのスライダックの登場です。


スライダックを使って電圧を80Vにすると電流は0.44アンペアに低下しました。

80 x 0.44ってことだから、ただいま35W。


この写真は、ハンダめっきをしてから3分後の状態。60W。

高熱により酸化が進んでしまうのか、60Wのままだとコテ先のハンダが曇ってしまうのですが、


35Wまで下げると、これくらい。
こちらも3分後の様子。


スライダックのかわりにセメント抵抗にて実験。
この場合、82Ωで27Wまで下がりました。

【注意】
 感電・火災のキケンがあります。


今回登場したものです。

何はともあれ、ヤケドしないように準備をととのえて楽しもうぜ。ってことで。それではまたお会いしましょう!



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