今回の主役はこれ。
もう10年以上使っていると思うんだけど、たまにしか使わないとはいえぜんぜん壊れません。たいしたもんだ。
ボール盤といいます。
穴掘りのボール(ボーリング)なんですかね?
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HDP-10といいます。ハードヘッドパワー??
まぁこの手のキカイは、メーカーや型番がちがっていてもモノは同じだったりする。ちなみに1万円くらいで買えます。
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チャック部分のアップ。φ1.5〜10mmまでのドリル刃が使えるチャックがついてます。
細いものは1.6〜2mm(ちゃんと使える)、そして3〜4mmはドリルにも強度があって使いやすく、5〜6mmになるとトルクが足りなくなってくる…という感触。
JT1というのはジャコブテーパーの意味で、その1番(0〜6まである)のタイプだよってこと。で、このJT1のチャックを上物に替えると精度をあげられるとか。
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これがモーターと主軸プーリー。
左側に握りこぶし大の黒いモーターがみえる。
どうやらミシン用に作られた日本メーカーのモーターらしい。ちなみにベルトは一度切れたので交換ずみ。
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ではここで3mm厚の鉄に穴あけ。これはSS400という柔らかめの鉄かな? 何はともあれ、刃がちゃんとしていれば簡単に開けられます。
φ2mmのキリを使用。NACHIという定番ブランドのもの。
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しかし、さんざん酷使した刃はボロボロ、あまり切れない状態(しかもダイヤモンドやすりで先端を研いでみたりもした)。でも、最近メンテしたばかりなので機械はとっても調子いいです。
どれくらいかというと・・・妖精がダンスしているような感じ?
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金属の穴あけの場合、油を刃先につけてあげると機嫌が良くなるんですが、とくにこのエーゼットのものを使うとむっちゃ快適。
CRC-556どころの騒ぎじゃございません。買って良かった…。AZすごい…。
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2mmの穴があいたのでバリをとります。
ここではφ3.5mmのキリを使ってるのかな。この刃もボロボロでぜんぜん切れないけどね…。
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でけた。
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つづいて角材にも穴あけ。ここもφ2mmのキリ。
40mmの材木の幅にたいして外から10mmずつ、切断面から7mmの地点。
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φ6mmの穴をザグりつつ、40mmの長さのコースレッドねじを使いました。
もし下穴がなければ、おそらく木が割れてしまうでしょう。
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今回登場したものたち。
ちなみに、つい最近になってはじめてボール盤内部にあるベアリングを交換しました。主軸の下側に7000番のアンギュラベアリング、上側は6000番の通常のベアリングに交換して、スプリングでテンションかけてます。
それでは、ごきげんよう(=・x・=)
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